『ささっこ青空ひろば』は、「丹波篠山の子どもの食と健康を考える会」が主催しています。

厚生労働省の貧困率状況調査によると、子どもの相対的貧困率は2000年以降13~16%で推移しており、7人に1人の子どもが相対的貧困の状況で生活しています。(相対的貧困は、居住している地域の所得中央値の50%に満たない所得しかないことを指す。)
中でも、ひとり親家庭の相対的貧困率は、母子家庭では51.4%、父子家庭では22.9%となっており、ふたり親家庭の5.9%に比べると非常に高くなっています。(独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「第5回(2018)子育て世帯全国調査」による)

そして、新型コロナウイルス感染症の収束も見えてきません。学校園は再開されたものの、今もなお外で遊ばせることに不安を感じ、家に閉じこもりがちな子どもたち。そんな子どもたちの運動不足やストレス、そして保護者のみなさんのストレスも心配です。

また、生活福祉資金貸付の申請件数が増えるなど、困窮している世帯が増えていますが、どのような世帯が、どんなことに困っているのか、解決すべき課題が何かについてよくわかっていません。

学校園が休校になり、全国に緊急事態宣言が出ている間、小麦工房 麦の穂さんでは、子どもたちが折った折り鶴とパンを交換したり、子ども弁当の販売、お米やお菓子の提供が行われました。
子育てママフィールドpetit prixによるアンケート調査も行われ、丹波篠山市と教育委員会へ報告と要望を届けました。
アンケート結果については、こちら

そして今、「何か私たちにできることはないだろうか?」

「丹波篠山の子どもの食と健康を考える会」は、そんな思いで有志が集まり、2020年6月に立ち上げた会です。

みなさんも一緒に活動しませんか?

丹波篠山の子どもの食と健康を考える会
代表 中村伸一郎

団体規約は、こちら